絵画では狩野派(かのうは)から狩野探幽(かのうたんゆう)が出て、幕府の御用絵師(ごようえし)として活躍し、大徳寺方丈襖絵(だいとくじほうじょうふすまえ)などの作品を残しました。また京都では土佐派(とさは)から俵屋宗達(たわらやそうたつ)があらわれ、風神雷神図屏風(ふうじんらいじんずびょうぶ)などの大胆な構図(こうず)と色彩(しきさい)が魅力の作品を生み出しました。
多才(たさい)な文化人として知られた本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)は、絵画の他に蒔絵(まきえ)や楽焼(らくやき)と呼ばれた陶芸(とうげい)に優れた作品を残しており、舟橋蒔絵硯箱(ふなばしまきえすずりばこ)が有名です。
豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に、諸大名が我が国に連れてきた朝鮮人の陶工(とうこう)の技術が広まったことで、この時代までに陶磁器(とうじき)の本格的な生産が始められました。鍋島氏(なべしまし)の有田焼(ありたやき)や島津氏(しまづし)の薩摩焼(さつまやき)、毛利氏(もうりし)の萩焼(はぎやき)、松浦氏(まつらし)の平戸焼(ひらどやき)などが有名であり、特に有田焼では酒井田柿右衛門(さかいだかきえもん)が赤絵(あかえ)の技法を完成させました。
また、文芸面では教訓的な内容を主とした仮名草子(かなぞうし)があらわれ、連歌(れんが)から独立した俳諧(はいかい)からは松永貞徳(まつながていとく)の貞門俳諧(ていもんはいかい)が流行しました。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)




いつも有難うございます。
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徳蒼 唯我 高校のときに習った懐かしい言葉が並んでいますが、ここまで分かりやすくはなかったです。
応援しますので、このまま続けていって下さいね!!
徳蒼唯我さんへ
黒田裕樹 お言葉有難うございます。
今後も「分かりやすい歴史」を目指して更新を続けます。
ぴーち こんばんは!
楽焼とは、ロクロを使用しないヘラや手だけで作られた焼き物の事ですね!
綺麗に成型された焼き物よりも、楽焼のような
いびつさが残る焼き物、好きですねぇ^^
応援凸
tursiops 120,000HITおめでとうございます!
応援しております♪
お忙しい中、畑違いの私のブログへも毎日お越し下さりありがとうございます。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るとおりですね。
楽焼の素朴さも良いですし、朝鮮人陶工による陶磁器も素晴らしいものがあります。
他の国との融合の文化もまた魅力がありますね。
tursiopsさんへ
黒田裕樹 お祝いのお言葉有難うございます。
こちらの方は読み逃げばかりで申し訳ありませんが、今後とも末永くよろしくお願いいたします。
応援しますので、このまま続けていって下さいね!!
今後も「分かりやすい歴史」を目指して更新を続けます。
楽焼とは、ロクロを使用しないヘラや手だけで作られた焼き物の事ですね!
綺麗に成型された焼き物よりも、楽焼のような
いびつさが残る焼き物、好きですねぇ^^
応援凸
応援しております♪
お忙しい中、畑違いの私のブログへも毎日お越し下さりありがとうございます。
楽焼の素朴さも良いですし、朝鮮人陶工による陶磁器も素晴らしいものがあります。
他の国との融合の文化もまた魅力がありますね。
こちらの方は読み逃げばかりで申し訳ありませんが、今後とも末永くよろしくお願いいたします。