1639年、幕府はポルトガル船の来航を禁止して、カトリックを信仰する国とは国交を断絶することになりました。さらに2年後の1641年には、平戸のオランダ商館を長崎の出島に移し、オランダ人と日本人との自由な交流も禁止するなど、長崎奉行の厳しい監視が続けられました。
この結果、我が国と貿易などの交渉を行ったのは、同じキリスト教でもプロテスタントを信仰し、我が国でキリスト教の布教をしないと約束したオランダと、同じ東アジアの国でキリスト教とは無関係の中国・朝鮮・琉球のみとなり、厳しい統制下による制限貿易の様子は、まるで国を閉ざしたように見えることから、後に「鎖国(さこく)」と呼ばれるようになりました。
なお、幕府によるキリスト教の弾圧はその後も続けられ、先述した宗門改(しゅうもんあらた)めのほか、キリストやマリアの聖画像(せいがぞう)などを踏(ふ)ませる絵踏(えぶみ)を行ったり、キリシタンの密告を奨励(しょうれい)したりするなどの政策を行いました。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)




いつも有難うございます。
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ろっぽん 町田徹という政治学者がいるでしょう
その方のポットキャストで聞いたのですが
アメリカの遺伝子には英国というより、ピュリタントとして英国からオランダに渡り、一時、過ごしたオランダの思想がアメリカの遺伝子の基礎にあると言ってます。
当時のオランダの思想の根底に内政不干渉、多様性を認める思想があったものと思われます。
町田徹は意外と19世紀の基礎を築いたは、オランダと言ってますね。ある意味、オランダという選択はその後の日本文化にいい影響を与えたかも
しかし、ポルトガル、スペイン語は南米や東南アジアの一部の国など英語に次いで多いのに現在2等国家ですね。
週間現代の記事の受け売りですがリスボン地震で
多くの商船、港を津波で失ったためと書いてあったが、なんか日本もそうなる感じだ!
ろっぽんさんへ
黒田裕樹 仰るとおり、当時のオランダが我が国に与えて影響は大きそうですね。
地震の件は確かに不安ではありますが、国民と政治がしっかりしていれば必ずや再起できると確信しております。現在のところ、国民は心配ないと思いますが…。
ぴーち こんばんは!
やはり外国との交流には宗教が絡んで来るのは必須ですものね。
しかし、キリスト教を崇拝していない国であっても、違う要件でまた色々と問題が噴出して来ますものね。外国とのお付き合いは今も昔も大変ですね(^_^;)
応援凸
ぴーちさんへ
黒田裕樹 > やはり外国との交流には宗教が絡んで来るのは必須ですものね。
> しかし、キリスト教を崇拝していない国であっても、違う要件でまた色々と問題が噴出して来ますものね。外国とのお付き合いは今も昔も大変ですね(^_^;)
外国との争いの原因となるのは宗教とは限らないですからね。
とにもかくにも、キリスト教の排除によって当時の我が国の外交問題はとりあえず一件落着となりました。
問題はこの後ですが…。
その方のポットキャストで聞いたのですが
アメリカの遺伝子には英国というより、ピュリタントとして英国からオランダに渡り、一時、過ごしたオランダの思想がアメリカの遺伝子の基礎にあると言ってます。
当時のオランダの思想の根底に内政不干渉、多様性を認める思想があったものと思われます。
町田徹は意外と19世紀の基礎を築いたは、オランダと言ってますね。ある意味、オランダという選択はその後の日本文化にいい影響を与えたかも
しかし、ポルトガル、スペイン語は南米や東南アジアの一部の国など英語に次いで多いのに現在2等国家ですね。
週間現代の記事の受け売りですがリスボン地震で
多くの商船、港を津波で失ったためと書いてあったが、なんか日本もそうなる感じだ!
地震の件は確かに不安ではありますが、国民と政治がしっかりしていれば必ずや再起できると確信しております。現在のところ、国民は心配ないと思いますが…。
やはり外国との交流には宗教が絡んで来るのは必須ですものね。
しかし、キリスト教を崇拝していない国であっても、違う要件でまた色々と問題が噴出して来ますものね。外国とのお付き合いは今も昔も大変ですね(^_^;)
応援凸
> しかし、キリスト教を崇拝していない国であっても、違う要件でまた色々と問題が噴出して来ますものね。外国とのお付き合いは今も昔も大変ですね(^_^;)
外国との争いの原因となるのは宗教とは限らないですからね。
とにもかくにも、キリスト教の排除によって当時の我が国の外交問題はとりあえず一件落着となりました。
問題はこの後ですが…。