なお、古墳が盛んにつくられた3世紀後半から7世紀頃にかけて特に古墳時代と呼び、古墳の分布・様式・副葬品(ふくそうひん)などから前期(3世紀後半~4世紀中頃)・中期(4世紀末~5世紀)・後期(6世紀~7世紀)に分けられています。
3世紀後半の頃の古墳は前方後円墳という独特の形をしており、内部には木棺(もっかん)を竪穴式石室(たてあなしきせきしつ)や木棺の周りを粘土でつつんだ粘土槨(ねんどかく)がつくられました。
古墳の墳丘上には埴輪(はにわ)が並べられました。埴輪は素焼(すやき)の焼き物で、前期には円筒(えんとう)埴輪や家形(いえがた)埴輪などが用いられました。また、墳丘の表面には葺石(ふきいし)が敷(し)かれました。
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