なお、上記に関しては、昭和34(1959)年7月13日発行の「朝日新聞」に記載されています。
ところで、朝鮮半島に関する我が国の歴史教科書の記述では、明治43(1910)年に行われた日韓併合(または「韓国併合」)について、その多くが「植民地化された」と書いているようですが、これは正しい表現とはいえません。
植民地とは、一般的に「ある国からの移住者によって経済的に開発され、その国の新領土となって本国に従う地域のこと」を意味しますが、これが世界中で広く行われるようになったのは、いわゆる「大航海時代」以降に西欧諸国が海外に乗り出し、アフリカやアメリカ大陸を中心に先住民への侵略を始めてからでした。
西欧諸国はアフリカやアメリカ、あるいはアジアの各地域の先住民を従わせて植民地化すると、本国の経済力を高めるために、先住民を奴隷(どれい)として強制連行したり、白色人種に都合の良い作物ばかりを育てさせようとしたりしました。
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