しかし、平地に城を造れば攻め込まれやすいという欠点があったため、城の周囲に幾重(いくえ)にも堀や土塁をめぐらすことで防御力を高めました。また、城の本丸には重層の天守閣を設けました。
こうして造られた城郭は、単なる防塁としてのみならず、邸宅や政庁を兼ねるようになりました。この頃の代表的な城郭としては安土城や大坂城・伏見城・姫路城などが知られています。
特に姫路城はその美しさから別名を白鷺城(はくろじょう、または「しらさぎじょう」)とも呼ばれ、江戸時代初期の建築物が現存していることから、平成5(1993)年に世界文化遺産として登録されています。
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