そこで、イスパニアは勢力の衰えていた明に着目し、我が国のキリシタン大名を利用して彼らの兵力で明を征服すれば、返す刀で我が国を攻めることで侵略も可能だと考えました。つまり、明がイスパニアによって滅ぼされれば、次は我が国が確実に狙(ねら)われるということなのです。
この構図は鎌倉時代に起きた「元寇(げんこう)」そのものでもあり、イスパニアの動きをつかんでいた秀吉にとっても気が気ではありませんでした。
明がイスパニアによって征服されるのを黙って見ているわけにはいかないとすれば、秀吉にはどのような策があるのでしょうか。
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