ちなみに、カトリックの宣教師から地球が丸いことを知らされた信長はすぐにそれを理解したそうです。16世紀の日本人とはとても思えない、信長の柔軟な発想力がうかがえるエピソードですね。
さて、比叡山は焼打ちで抑えたものの、一向一揆と信長との戦いはなかなか決着がつきませんでした。総本山といえる大坂の石山本願寺が城並みの防御力を誇っていたばかりでなく、毛利氏が村上水軍を活用して海路で兵糧や武器弾薬を運び続けていたからです。
信長は石山本願寺への輸送を断つために天正4(1576)年に村上水軍と戦いましたが、相手の強力な火器によって信長軍の船は次々に炎上し、惨敗してしまいました。このままではいつまで経っても石山本願寺を落とすことができません。どうすれば村上水軍に勝てるのでしょうか。
ここでも信長は、その天才ぶりを遺憾(いかん)なく発揮するのです。
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