日本の参戦によって、同盟国であったドイツやイタリアもアメリカに宣戦布告し、第二次世界大戦はヨーロッパとアジアを中心として、全世界を巻き込んだ本格的な戦争となりました。なお、アメリカ・イギリス・ソ連(現在のロシア)などは「連合国」と呼ばれ、日本・ドイツ・イタリアは「枢軸国(すうじくこく)」と呼ばれました。
ところで、大東亜戦争の呼称は戦後にGHQ(=連合国軍最高司令官総司令部)によって使用が禁止され、太平洋戦争と呼ばれるようになりました。最近の歴史教科書では「アジア太平洋戦争」という表記も見られるようです。
しかし、歴史の真実を探究するには、特定の重要な事象に関して、後世の人間が勝手に名称を改めるというようなことをするべきではありません。名は体を表すと言います。「大東亜戦争」という呼び名で戦った戦争の意味は、その名でしか浮かび上がらせることはできません。従いまして、当講座では「大東亜戦争」という呼称で統一します。
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