そして我が国が真珠湾攻撃を行うと、チャーチルは「これで戦争に勝った」と心から喜ぶとともに「長い間の苦しみから解放された」と後に書かれた自著の中で述べています。
かくしてルーズベルト大統領は、アメリカをヨーロッパ戦線に参加させるために日本をギリギリの状態にまで追い込み、先制攻撃させるよう罠(わな)を仕掛けましたが、それは同時に、真珠湾攻撃によって戦死したハワイの太平洋艦隊の兵士たち数千人を「生贄(いけにえ)」にしたことも意味していました。
ルーズベルト大統領の政敵で、当時は野党だった共和党のリーダーを務めたハミルトン=フィッシュは、後に出版した回顧録の中で「私たちはルーズベルトが欺(あざむ)いて(アメリカを)戦争に導いたなどとは(当時は)疑いもしなかった」と述べています。
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