連歌は、これを職業とする連歌師(れんがし)によって各地の武士や庶民に広められましたが、時が経つにつれて新鮮さが失われ、形式化していきました。これに対し、山崎宗鑑(やまざきそうかん)はより自由で俗っぽい気風を持つ俳諧連歌(はいかいれんが)をつくり出して「犬筑波集(いぬつくばしゅう)」を編集しました。
また、この頃までに絵の入った短編の物語である「御伽草子(おとぎそうし)」が成立して、一寸法師や浦島太郎など、後世にまで愛された庶民の様々な夢や教訓が語られました。
この他にも、民衆の芸能として華やかな姿で踊る風流が祭礼や正月・盆などに行われていましたが、この風流がやがて念仏踊りと結びついて「盆踊り」として定着しました。
※黒田裕樹の「百万人の歴史講座」をご紹介します。詳しくは下記のバナーをご覧ください。
※「黒田裕樹の歴史講座+日本史道場+東京歴史塾」のご案内です。他の教師とは全く異なる、歴史全体の大きな流れを重視した「分かりやすくて楽しい歴史」をモットーに多くの方にお教えいたします。詳しくは下記のバナーをご覧ください。
※無料メルマガ「黒田裕樹の歴史講座・メルマガ編」の登録はこちらからどうぞ。多くの皆様のご購読をよろしくお願いいたします。


いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。