我が国と朝鮮との日朝貿易は、幕府の他にも守護大名や有力国人(こくじん、地方豪族のこと)、あるいは商人までもが参加したために、貿易船の数が非常に多くなりました。
このため、朝鮮は嘉吉(かきつ)3(1443)年に嘉吉条約(別名を癸亥約定=きがいやくじょう)を結んで対馬の宗(そう)氏に貿易の統制権を与えたことによって、これ以降の朝鮮との貿易は主に宗氏を通じて行われるようになりました。
なお、李成桂が建国した朝鮮は、古代に存在した古朝鮮(こちょうせん)と区別するために「李氏(りし)朝鮮」とも呼ばれています。
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