それは我が国においても例外ではなく、動乱の戦国時代を最終的に制した者は、単なる戦(いくさ)上手だけではなく、ありとあらゆる謀略を使ったうえで200年以上の長きにわたる平和を築き上げた徳川家康(とくがわいえやす)でした。
また、開国など様々な影響を受けた幕末の混乱期においても、幕府や薩長、あるいは朝廷などの内部で様々な人物が蠢(うごめ)き合い、血で血を洗う国内での勢力争いを繰り広げる一方で、日本の植民地化を狙(ねら)った外国による過度の干渉を防ぎきったことにより、明治新政権を誕生させることに成功しました。
さらには明治期においても、超大国だったロシアを内部から崩壊(ほうかい)させるべく、明石元二郎(あかしもとじろう)が革命の裏工作を行ったことなどによって日露戦争を勝利に導くなど、我が国には生き残りのために様々な工作や謀略を駆使してきたという「もう一つの歴史」が存在していたのです。
※黒田裕樹の「百万人の歴史講座」をご紹介します。詳しくは下記のバナーをご覧ください。
※「黒田裕樹の歴史講座+日本史道場+東京歴史塾」のご案内です。他の教師とは全く異なる、歴史全体の大きな流れを重視した「分かりやすくて楽しい歴史」をモットーに多くの方にお教えいたします。詳しくは下記のバナーをご覧ください。
※無料メルマガ「黒田裕樹の歴史講座・メルマガ編」の登録はこちらからどうぞ。多くの皆様のご購読をよろしくお願いいたします。


いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。