南北朝の合一は、南朝の後亀山(ごかめやま)天皇が北朝の後小松(ごこまつ)天皇に三種の神器を譲られて退位されるという形式で行われましたが、そこには義満による巧妙な罠(わな)が仕掛けられていました。
義満が南朝の後亀山天皇に出した和睦の条件は以下のとおりでした。
1.三種の神器は南朝の後亀山天皇から北朝の後小松天皇へ「譲国(じょうこく)の儀式」で渡すこと
2.皇位の継承に際しては、南北両朝が交互に即位する両統迭立を行うこと
3.諸国の国衙領(こくがりょう、国の領地のこと)を南朝の所有とすること
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