6人の開祖はそれぞれが天台宗を学んだことで、厳しい修行の中から選び取られた「一つの道」のみによって救われると説いています。
例えば浄土宗や浄土真宗あるいは時宗は「念仏」を、日蓮宗は「題目」を、臨済宗や曹洞宗は「禅」を自らの道としています。
それまでの仏教は、厳しい修行を積むとともに長大かつ難解な経典を読破(どくは)しなければならなかったのに対して、念仏や題目もしくは禅といったいわば「簡略版」で問題ないとした鎌倉仏教の分かりやすさが武士や庶民に門戸(もんこ)を開放し、幅広い支持を受けたと言えるでしょう。
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