氷河時代(ひょうがじだい)とも呼ばれる更新世には、寒冷な氷期(ひょうき)と比較的温暖な間氷期(かんぴょうき)とが交互に訪れました。氷期には海面が100m以上も低下し、日本列島は北と南でユーラシア大陸と陸続きになると、北からはマンモスやヘラジカ、南からナウマンゾウやオオツノジカなどの大型動物が大陸から移動して、人類もそれらの大型動物を追いかけて日本列島に渡来(とらい)したと考えられています。
尚、人類は猿人 → 原人 → 旧人 → 新人の順に進化し、新人は現生人類につながるとされています。
ところで、皆さんは更新世と完新世の区別がつきますか?
どちらが新しいのか分かりにくいですよね。そんな時はこう覚えましょう。
更新世 → これから更に新しくなる → まだ新しくなる → 完新世より古い
完新世 → 完全に新しくなる → もう新しくならない → 更新世より新しい
いかがでしょうか?




いつも有難うございます。
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miwa こんばんは。
旧石器時代以前にコメントしています。
人間ていつから人間なのでしょうね。
子供の頃からずっと考えています。
不思議です。。。。
miwaさんへ
黒田裕樹 > こんばんは。
> 旧石器時代以前にコメントしています。
私がブログを始めた頃の文章ですね。まだパターンが決まっておらず、文章量がバラバラでご覧になりにくいかもしれません。
> 人間ていつから人間なのでしょうね。
> 子供の頃からずっと考えています。
> 不思議です。。。。
進化の上では記事のとおりではありますが、性質的にはどうなんでしょうね。分からないことが多すぎるのも、歴史への探究心を抱かせますね。
日本人
ntyk 2ヶ月ほど前から、読ませて頂いております。いつも楽しみのしています。ありがとうございます。
質問なのですが、この初回講義では、更新世の氷期に南北から移動してきた動物を追いかけて人類が当時は陸続きであった日本列島に渡来した、という事ですが、それ以前には日本列島には人類は居なかったのでしょうか?私も多分そうだろうと思うのですが、それ以前に居る可能性は無かったのかなあ、という疑問です。
なにか、途方も無い質問で申し訳ありません。
よろしくお願いします。
ntykさんへ
黒田裕樹 > 2ヶ月ほど前から、読ませて頂いております。いつも楽しみのしています。ありがとうございます。
有難うございます。お楽しみいただいて光栄に思います。
> 質問なのですが、この初回講義では、更新世の氷期に南北から移動してきた動物を追いかけて人類が当時は陸続きであった日本列島に渡来した、という事ですが、それ以前には日本列島には人類は居なかったのでしょうか?私も多分そうだろうと思うのですが、それ以前に居る可能性は無かったのかなあ、という疑問です。
> なにか、途方も無い質問で申し訳ありません。
> よろしくお願いします。
我が国で旧石器時代の文化が存在していたのが分かったのは第二次大戦後のことでした。それ以前は縄文時代から我が国に人類が存在していたと考えられていたわけです。
ということは、この後に何がしかの発見があることで、それこそアウストラロピテクスやアルディピテクスのような猿人が我が国にも存在していたと断定できる可能性も残している、ということになりますね。
途方もない話ではありますが、答えはすべて土壌の中に眠っています。このあたりが考古学のロマンといえるのかもしれません。
お言葉有難うございます。また何でもご質問下さい。
.
ntyk 返事が遅くなってすみません。
ご丁寧な回答を頂きありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
ntykさんへ
黒田裕樹 いえいえ、お役に立てたようで光栄です。
こちらこそよろしくお願いします。
文化の基層は先史時代につくられたのでは?
tamura わかりやすい記述でいいですね。たのしく読まさせていただいています。
私は「縄文と古代文明を探求しよう」http://blog.kodai-bunmei.net/blog/
で記事を書いておりますtamuraと申します。
学校の歴史教科書では先史時代について殆ど触れられていませんが、数万年におよぶ先史時代は(言語や気質など)現代と将来に繋がる文化の基層をなす重要な時代ではないか?と考えております。
最近の探求も進んでおります。よろしければ、是非御覧ください。
tamuraさんへ
黒田裕樹 お言葉有難うございます。
先史には謎が多い分、歴史のロマンも深いですね。
仰るとおり、近現代史とともに学ぶべきことが多い重要な時代ではないかと思っております。
ブログ拝見しました。今後の歴史教育の参考にもなりますし、また訪問させていただきます。
こちらこそ
tamura 早速コメントいただきありがとうございます。
こちらこそ、貴ブログの記事を楽しみに、また読ませていただきます。
tamuraさんへ
黒田裕樹 重ねてのお言葉、有難うございます。
今後もご訪問させていただきますのでよろしくお願いいたします。
旧石器時代以前にコメントしています。
人間ていつから人間なのでしょうね。
子供の頃からずっと考えています。
不思議です。。。。
> 旧石器時代以前にコメントしています。
私がブログを始めた頃の文章ですね。まだパターンが決まっておらず、文章量がバラバラでご覧になりにくいかもしれません。
> 人間ていつから人間なのでしょうね。
> 子供の頃からずっと考えています。
> 不思議です。。。。
進化の上では記事のとおりではありますが、性質的にはどうなんでしょうね。分からないことが多すぎるのも、歴史への探究心を抱かせますね。
質問なのですが、この初回講義では、更新世の氷期に南北から移動してきた動物を追いかけて人類が当時は陸続きであった日本列島に渡来した、という事ですが、それ以前には日本列島には人類は居なかったのでしょうか?私も多分そうだろうと思うのですが、それ以前に居る可能性は無かったのかなあ、という疑問です。
なにか、途方も無い質問で申し訳ありません。
よろしくお願いします。
有難うございます。お楽しみいただいて光栄に思います。
> 質問なのですが、この初回講義では、更新世の氷期に南北から移動してきた動物を追いかけて人類が当時は陸続きであった日本列島に渡来した、という事ですが、それ以前には日本列島には人類は居なかったのでしょうか?私も多分そうだろうと思うのですが、それ以前に居る可能性は無かったのかなあ、という疑問です。
> なにか、途方も無い質問で申し訳ありません。
> よろしくお願いします。
我が国で旧石器時代の文化が存在していたのが分かったのは第二次大戦後のことでした。それ以前は縄文時代から我が国に人類が存在していたと考えられていたわけです。
ということは、この後に何がしかの発見があることで、それこそアウストラロピテクスやアルディピテクスのような猿人が我が国にも存在していたと断定できる可能性も残している、ということになりますね。
途方もない話ではありますが、答えはすべて土壌の中に眠っています。このあたりが考古学のロマンといえるのかもしれません。
お言葉有難うございます。また何でもご質問下さい。
ご丁寧な回答を頂きありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
こちらこそよろしくお願いします。
私は「縄文と古代文明を探求しよう」http://blog.kodai-bunmei.net/blog/
で記事を書いておりますtamuraと申します。
学校の歴史教科書では先史時代について殆ど触れられていませんが、数万年におよぶ先史時代は(言語や気質など)現代と将来に繋がる文化の基層をなす重要な時代ではないか?と考えております。
最近の探求も進んでおります。よろしければ、是非御覧ください。
先史には謎が多い分、歴史のロマンも深いですね。
仰るとおり、近現代史とともに学ぶべきことが多い重要な時代ではないかと思っております。
ブログ拝見しました。今後の歴史教育の参考にもなりますし、また訪問させていただきます。
こちらこそ、貴ブログの記事を楽しみに、また読ませていただきます。
今後もご訪問させていただきますのでよろしくお願いいたします。