懸命の看護の中で、やはり食糧はすぐに尽きてしまい、残されたのは村人たちが非常食用に飼っているニワトリだけでした。これを食べさせたら自分たちの食糧が…。しかし、結果として村人たちは進んでニワトリを遭難者のために提供しました。
遠い異国の地からはるばる我が国にやってきて、帰ろうとしたら遭難して生命の危険にさらされている。これ以上の「非常時」が他にあるというのか―。そんな村人たちの心意気によって、69人の生命を取り留めることができたのでした。
エルトゥールル号の遭難は、紀伊大島の村長から和歌山県知事の手を経て、明治天皇に言上(ごんじょう、目上の人に申し上げること)されました。心を痛められた天皇陛下は直ちに医者や看護師を現地へ派遣されるとともに、体調が回復した生存者全員を、我が国の軍艦である「金剛」(こんごう)や「比叡」(ひえい)に乗せて、トルコまで送還されました。




いつも有難うございます。
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ぴーち こんばんは!
今回もなんと感動的なお話なんでしょうか(TT)
自分達の一番大切にしている鶏を
潰してまでも、尽くそうとするその
献身的な態度に心打たれます。。
まるで子を思う母親の深い愛情にも似た無償の愛。なかなか出来る事ではありません。
そういう経緯があったのですね。
自分の用事はさておき、すぐに駆けつけてくれる。自分の大切にしているものを投げ打ってまでも、相手に捧げてくれる。そんな思いを受け取った側は、一生、或いは末代までも
その恩義は語り次がれて行くのでしょうね。
良いお話をありがとうございます^^
それでは、応援凸
.
紗那 同じ船人だったからこそ、伝わるものがあったんでしょうか? だとしたら、素敵なことですね。
.
智里 非常用にとっておいた鶏を惜しげもなく食べさせる。
食料が無くなれば、自分達が生きるか死ぬかの世界なのに・・・・
人間、自分が1番可愛いのに、まずは異国の人にと思う気持ち、感動します。
そして明治天皇もスゴイ人ですよね。
自分の国の最高機密がぎっしりの軍艦に乗せて帰す。
どこで日本の秘密がばれるか分からないのにね。
樫野の人達、明治天皇、どちらもスゴイ人達です。
.
オバrev 損得抜きで、自腹を切って、今最もやるべき事は何かを瞬時に判断し、実行された樫野の方達の心意気はあっぱれです。
それは誰しもの胸をうち、天皇陛下まで言上されたわけですが、天皇陛下の取られた行動も素晴らしいですね。
これだけで、日本とトルコの友好は大きく前進したことでしょうし、現在にも大きく影響しているんでしょう。
しかしこういう事実はほとんどの日本国民は知らないと思います・・・私は初耳でした。
近隣の外国から歴史認識を非難されたり、800兆円の借金やら不景気やら、37兆円しか税収がないのに、信じられないことに海外に住む外国人のために子供手当を配ることを決めたり、自虐的になってしまいそうな日本ですが、もっと日本人として誇りと自信を持てるような歴史教育をお願いしたいね。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るとおりと私も思います。
トルコにとっては不幸極まりない大惨事だったのですが、どん底の中で、自己犠牲も問わずに献身的な介護をしてくれた日本人に対する恩義の大きさが、やがて別の感動を生むことになります。
講座はまだまだ続きますので、最後までよろしくお願いします。
紗那さんへ
黒田裕樹 > 同じ船人だったからこそ、伝わるものがあったんでしょうか? だとしたら、素敵なことですね。
そうですね。職業が似通っている分だけ、遭難の際の苦労が分かっているからこそ、より救助活動に力が入ったというのは十分考えられると思います。
智里さんへ
黒田裕樹 これぞ「自己犠牲」だと思います。
名もない村人から明治天皇まで、当時の日本人の気高い精神には、平和なご時世に慣れた私たちが見失った何かを見出せるのではないかと思います。
それだけに、こういった事実は多くの人々に知っていただきたいし、歴史教育では必ず取り上げるべきではないかと考えております。
オバrevさんへ
黒田裕樹 我が国の「影」の部分はことさら取り上げることが多い一方で、このような「真実の物語」が無視される傾向には大いに疑問を感じます。
> もっと日本人として誇りと自信を持てるような歴史教育をお願いしたいね
私が教師を目指すことになったきっかけのひとつでもあります。
早く何らかの形で復帰したいですね。
.
天然中尉 なかなか、コメントを残せずに面目ないです。
エルトゥールル号の話は聞いたこともなかったです。村人達の覚悟には今の日本人にはない情熱を感じます。また、明治天皇という人物についてもほぼ見識がなかったのでとても勉強になる上に、お優しい御方と知れてよかったです。
天然中尉さんへ
黒田裕樹 > なかなか、コメントを残せずに面目ないです。
いえいえ、お忙しい中を有難うございます。
> エルトゥールル号の話は聞いたこともなかったです。村人達の覚悟には今の日本人にはない情熱を感じます。また、明治天皇という人物についてもほぼ見識がなかったのでとても勉強になる上に、お優しい御方と知れてよかったです。
本当にそうですよね。現代の私たちが忘れかけている情熱や優しさが、昔の日本人には備わっていました。そして、それらを我が国の象徴であられる明治天皇もお持ちであったという事実は、誇るべき歴史のひとつであると思います。
今回もなんと感動的なお話なんでしょうか(TT)
自分達の一番大切にしている鶏を
潰してまでも、尽くそうとするその
献身的な態度に心打たれます。。
まるで子を思う母親の深い愛情にも似た無償の愛。なかなか出来る事ではありません。
そういう経緯があったのですね。
自分の用事はさておき、すぐに駆けつけてくれる。自分の大切にしているものを投げ打ってまでも、相手に捧げてくれる。そんな思いを受け取った側は、一生、或いは末代までも
その恩義は語り次がれて行くのでしょうね。
良いお話をありがとうございます^^
それでは、応援凸
食料が無くなれば、自分達が生きるか死ぬかの世界なのに・・・・
人間、自分が1番可愛いのに、まずは異国の人にと思う気持ち、感動します。
そして明治天皇もスゴイ人ですよね。
自分の国の最高機密がぎっしりの軍艦に乗せて帰す。
どこで日本の秘密がばれるか分からないのにね。
樫野の人達、明治天皇、どちらもスゴイ人達です。
それは誰しもの胸をうち、天皇陛下まで言上されたわけですが、天皇陛下の取られた行動も素晴らしいですね。
これだけで、日本とトルコの友好は大きく前進したことでしょうし、現在にも大きく影響しているんでしょう。
しかしこういう事実はほとんどの日本国民は知らないと思います・・・私は初耳でした。
近隣の外国から歴史認識を非難されたり、800兆円の借金やら不景気やら、37兆円しか税収がないのに、信じられないことに海外に住む外国人のために子供手当を配ることを決めたり、自虐的になってしまいそうな日本ですが、もっと日本人として誇りと自信を持てるような歴史教育をお願いしたいね。
トルコにとっては不幸極まりない大惨事だったのですが、どん底の中で、自己犠牲も問わずに献身的な介護をしてくれた日本人に対する恩義の大きさが、やがて別の感動を生むことになります。
講座はまだまだ続きますので、最後までよろしくお願いします。
そうですね。職業が似通っている分だけ、遭難の際の苦労が分かっているからこそ、より救助活動に力が入ったというのは十分考えられると思います。
名もない村人から明治天皇まで、当時の日本人の気高い精神には、平和なご時世に慣れた私たちが見失った何かを見出せるのではないかと思います。
それだけに、こういった事実は多くの人々に知っていただきたいし、歴史教育では必ず取り上げるべきではないかと考えております。
> もっと日本人として誇りと自信を持てるような歴史教育をお願いしたいね
私が教師を目指すことになったきっかけのひとつでもあります。
早く何らかの形で復帰したいですね。
エルトゥールル号の話は聞いたこともなかったです。村人達の覚悟には今の日本人にはない情熱を感じます。また、明治天皇という人物についてもほぼ見識がなかったのでとても勉強になる上に、お優しい御方と知れてよかったです。
いえいえ、お忙しい中を有難うございます。
> エルトゥールル号の話は聞いたこともなかったです。村人達の覚悟には今の日本人にはない情熱を感じます。また、明治天皇という人物についてもほぼ見識がなかったのでとても勉強になる上に、お優しい御方と知れてよかったです。
本当にそうですよね。現代の私たちが忘れかけている情熱や優しさが、昔の日本人には備わっていました。そして、それらを我が国の象徴であられる明治天皇もお持ちであったという事実は、誇るべき歴史のひとつであると思います。