水兵は岩だらけの崖を40mも必死に登りました。そんなことをしなくても、ひょっとしたら灯台へ向かうための安全な道が別にあったのかもしれません。しかし周囲は真っ暗闇(まっくらやみ)のうえに地理不案内な外国です。「一刻も早く仲間を助けたい。そのためにも動ける自分が頑張らないと」。水兵の必死の思いが、一心不乱(いっしんふらん)に崖を登りきらせたのでした。
灯台守は水兵から詳(くわ)しい話を聞こうとしましたが、言葉が通じないためにできませんでした。手元にあった万国信号書(ばんこくしんごうしょ)に書かれた国旗を見せて、水兵がトルコ人であることがようやく分かり、また身振り手振りで、多数の乗組員が同じように遭難したことを知りました。
「何てことだ!」
灯台守は水兵を手厚く看護した後、灯台からいちばん近い樫野の人々に惨状を知らせに台風の中をずぶ濡(ぬ)れになりながら走り出しました。




いつも有難うございます。
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JJSG こんにちは。
今日は土曜日、ゆっくりしてます♪
このトルコ人のおはなし、以前にどこかで聞いたことがあります。
いい話ですよね♪
続きも楽しみにしてます。
JJSGさんへ
黒田裕樹 > こんにちは。
> 今日は土曜日、ゆっくりしてます♪
我が国も今日からGWですからね。
ゆっくりし過ぎて(笑)、コメントが遅れてすみません。
> このトルコ人のおはなし、以前にどこかで聞いたことがあります。
> いい話ですよね♪
> 続きも楽しみにしてます。
有難うございます。この講座はまだまだ続きますので、よろしくお願いします。
.
ぴーち こんばんは!
こうしてお話を伺っていると
言葉って何だろう・・って思いますね。正確に物事を相手に伝える手段としては、流暢に話せる外国語の勉強も大切ですが、言葉を知らないものが、判って貰う為に必死で身振り手振りを繰り返して、相手に理解して貰おうとする必死さ・・そう言う伝えようとする熱意と言うのが、今の外国との交流に欠けている部分ではないかと思うのですが、いかがでしょうか?
口先だけ、上辺だけの言葉の交流ではなく、心に訴えかける熱のある言葉を超えたもの。。
と・・すみません。。私の方が今日は熱が入ってしまい、まとまりのないコメントになり、失礼しました^^;それでは、応援凸
ぴーちさんへ
黒田裕樹 いえいえ、仰る思いは良く分かるつもりです。
仲間を助けようと必死な水兵と、ただならぬ様子に懸命に意図を理解しようとする灯台守。二人のやり取りには、確かに言葉は不要でした。
相手に気持ちを伝えることと、相手の気持ちを理解しようとすること。これこそが人間にとって一番大事なことではないでしょうか。上っ面だけ理解しているつもりの人間が信用できないように、熱意のない人間ほど、当てにならないものはありません。
…私も熱くなってしまいましたね(^^ゞ
明日(2日)からの講座の内容も一段とヒートアップしますよ。
.
クメゼミ塾長 ふうむ…。
記事の内容、臨場感がありますねえ
何気なく訪ねた地(現場)ですが、とても印象に残っていますよ。
どこで縁が生まれるのか、一日一日、出会いの一つ一つを大切にしなければ
と思います。
ありがとうございます。
次の記事を楽しみにしています。
クメゼミ塾長さんへ
黒田裕樹 > ふうむ…。
> 記事の内容、臨場感がありますねえ
> 何気なく訪ねた地(現場)ですが、とても印象に残っていますよ。
> どこで縁が生まれるのか、一日一日、出会いの一つ一つを大切にしなければ
> と思います。
仰るとおり、人間の縁というのはどこで生まれるか分かりませんから、日々を大切に過ごさなければいけませんね。
> ありがとうございます。
> 次の記事を楽しみにしています。
こちらこそお言葉有難うございます。
.
智里 スゴイね(。・ω・)(。-ω-)ウンウン
自分も怪我をしてるのに、仲間を助けたい気持ちで40mの崖を登るなんて。
自分には多分真似が出来ない行動です。
そして、この灯台守の人もスゴイです。
言葉が通じなくても、たくさんの人が大変な事になってるを他の人に伝えるなんて。
スゴイとしか言いようがないです。
智里さんへ
黒田裕樹 本当にそう思います。
通常でも登るのをためらう大きな崖を、ケガをして、しかも深夜で、なおかつ台風による横殴りの雨風が吹くという極めて悪条件の中を登りきったのですから、尋常な精神力ではとてもできなかったことでしょう。
灯台守の人の素早い行動もたいしたものですね。
台風ですから、駆けつけるだけでずぶ濡れになりますし、ましてや足元不如意ですから滑って怪我をしかねないというのに。
こういった「自己犠牲」の精神を多くの人が持っていたからこそ、次回(2日)以降の感動的な行動につながっていくんですよね。
今日は土曜日、ゆっくりしてます♪
このトルコ人のおはなし、以前にどこかで聞いたことがあります。
いい話ですよね♪
続きも楽しみにしてます。
> 今日は土曜日、ゆっくりしてます♪
我が国も今日からGWですからね。
ゆっくりし過ぎて(笑)、コメントが遅れてすみません。
> このトルコ人のおはなし、以前にどこかで聞いたことがあります。
> いい話ですよね♪
> 続きも楽しみにしてます。
有難うございます。この講座はまだまだ続きますので、よろしくお願いします。
こうしてお話を伺っていると
言葉って何だろう・・って思いますね。正確に物事を相手に伝える手段としては、流暢に話せる外国語の勉強も大切ですが、言葉を知らないものが、判って貰う為に必死で身振り手振りを繰り返して、相手に理解して貰おうとする必死さ・・そう言う伝えようとする熱意と言うのが、今の外国との交流に欠けている部分ではないかと思うのですが、いかがでしょうか?
口先だけ、上辺だけの言葉の交流ではなく、心に訴えかける熱のある言葉を超えたもの。。
と・・すみません。。私の方が今日は熱が入ってしまい、まとまりのないコメントになり、失礼しました^^;それでは、応援凸
仲間を助けようと必死な水兵と、ただならぬ様子に懸命に意図を理解しようとする灯台守。二人のやり取りには、確かに言葉は不要でした。
相手に気持ちを伝えることと、相手の気持ちを理解しようとすること。これこそが人間にとって一番大事なことではないでしょうか。上っ面だけ理解しているつもりの人間が信用できないように、熱意のない人間ほど、当てにならないものはありません。
…私も熱くなってしまいましたね(^^ゞ
明日(2日)からの講座の内容も一段とヒートアップしますよ。
記事の内容、臨場感がありますねえ
何気なく訪ねた地(現場)ですが、とても印象に残っていますよ。
どこで縁が生まれるのか、一日一日、出会いの一つ一つを大切にしなければ
と思います。
ありがとうございます。
次の記事を楽しみにしています。
> 記事の内容、臨場感がありますねえ
> 何気なく訪ねた地(現場)ですが、とても印象に残っていますよ。
> どこで縁が生まれるのか、一日一日、出会いの一つ一つを大切にしなければ
> と思います。
仰るとおり、人間の縁というのはどこで生まれるか分かりませんから、日々を大切に過ごさなければいけませんね。
> ありがとうございます。
> 次の記事を楽しみにしています。
こちらこそお言葉有難うございます。
自分も怪我をしてるのに、仲間を助けたい気持ちで40mの崖を登るなんて。
自分には多分真似が出来ない行動です。
そして、この灯台守の人もスゴイです。
言葉が通じなくても、たくさんの人が大変な事になってるを他の人に伝えるなんて。
スゴイとしか言いようがないです。
通常でも登るのをためらう大きな崖を、ケガをして、しかも深夜で、なおかつ台風による横殴りの雨風が吹くという極めて悪条件の中を登りきったのですから、尋常な精神力ではとてもできなかったことでしょう。
灯台守の人の素早い行動もたいしたものですね。
台風ですから、駆けつけるだけでずぶ濡れになりますし、ましてや足元不如意ですから滑って怪我をしかねないというのに。
こういった「自己犠牲」の精神を多くの人が持っていたからこそ、次回(2日)以降の感動的な行動につながっていくんですよね。