一方、「丑」は「紐」に通じ、血縁や地縁あるいは利害関係など社会を形づくる結びつきを「紐帯(ちゅうたい)」と表現しますから、「辛丑」は「人との縁を大切にして辛い時期を乗り越える」という意味になります。
コロナ禍(か)の今だからこそ、これまでとは異なる新たな絆(きずな)を構築し、信頼できる仲間とともに辛い時期を共に乗り越えていけるようになれれば、これまでの「ピンチ」を「チャンス」に変えることが可能になると考えられます。
では、過去における「庚子(これまでとは異なる斬新な思考で、人との縁を大切にする)」→「辛丑(辛い時に耐えて新たな人生観を築き、人との縁を大切に育てる)」の流れはどうだったのでしょうか。最近の十干十二支の60年ごとに振り返ってみましょう。
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