しかし、歴史には「光と影」があり、鎖国をしたことによる「デメリット」ばかり注目すれば、一方的な歴史観に陥(おちい)りかねないのみならず、いわゆる「自虐(じぎゃく)史観」を否定する資格もありません。
また、江戸幕府が「鎖国をした」のではなく、それこそ「鎖国をせざるを得なかった」という事情がなかったかどうかも考察する必要があるでしょう。
結論から先に申し上げれば、私自身としては「鎖国の状態に入るのは当時としては『必然』だった。しかし、鎖国をやめて開国に転換する『タイミング』を見誤った」と考えております。
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