音楽では、山田耕筰(やまだこうさく)が本格的な交響曲の作曲や演奏を行い、大正14(1925)年には我が国初の交響楽団である日本交響楽協会を設立しました。
その後、大正15(1926)年には日本交響楽協会から近衛秀麿(このえひでまろ)が脱退し、新交響楽団を立ち上げました。現在のNHK交響楽団のルーツです。この他、声楽家ではオペラ歌手の三浦環(みうらたまき)が国際的な名声をつかみました。
大正から昭和にかけては、文部省唱歌や童謡も人々の間で親しまれるようになりました。前述の山田耕筰も「この道」「からたちの花」「赤とんぼ」「ペチカ」「待ちぼうけ」など数多くの作品を残しています。なお、これは蛇足(だそく)ですが、山田耕筰は関西大学の学歌も作曲しています。
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