1920(大正9)年にアメリカで定期放送が始まったラジオ放送は、その5年後の大正14(1925)年に東京・大阪・名古屋で開始されると翌年には日本放送協会(=NHK)が設立され、ニュースやラジオ劇、スポーツ中継の実況など様々な情報や娯楽を楽しめるようになりました。
ラジオのスポーツ中継で特に人気だったのは、大正4(1915)年に始まった全国中等学校優勝野球大会(現在の全国高等学校野球選手権大会)や大正14(1925)年に発足した東京六大学野球などでした。また昭和3(1928)年には大相撲のラジオ中継も始まりました。
この他、明治中期に我が国に伝わった映画は、当時は活動写真と呼ばれて急速に普及し、優れた国産映画がつくられました。なお、当初は無声の映像を弁士が説明する形式でしたが、昭和初期にはトーキーと呼ばれた有声映画の制作や上映が始まりました。
また、1877(明治10)年にアメリカのエジソンが発明した蓄音機が我が国に普及したことでレコードが大量に売れ、流行歌が全国に広まりました。
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