藩の家老と偽(いつわ)って交渉に臨んだ高杉に対し、イギリスは関門海峡の入り口にあって、軍事的にも重要な彦島(ひこしま)の租借(そしゃく、他国の領土の一部を一定の期間を限って借りることだが、事実上の占領を意味する)を要求しました。
並の交渉相手なら、外国の脅威に屈して彦島の租借に応じていたことでしょう。しかし、高杉はイギリスの要求を断固として拒否し、粘り強い交渉の末、ついに撤回させることに成功したのです。
なぜ高杉はイギリスの要求を拒否できたのでしょうか。これには、高杉が上海へ留学した際の苦い経験が背景にありました。
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