やがて法華経(ほけきょう)のみが釈迦(しゃか)の正しい教えであると確信した日蓮は、難しい法華経の経典が読めなくても、南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)という題目(だいもく)を唱えれば救われる、と説きました。いわゆる日蓮宗(にちれんしゅう)の始まりです。
浄土宗や浄土真宗のように静かに念仏を唱えたり(あるいは心の中で信心したり)するのではなく、自らが法華経を信仰していることを周囲に広めるという意味から、題目を唱える際には団扇太鼓(うちわだいこ)をドンドンと打ちながら「南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経」と大声を張り上げるという形式が主流となりました。
日蓮は、法華経のみがこの世の中を救うことができるとし、それ以外の宗教は邪教(じゃきょう)であり、邪教を信じれば自身や国を滅ぼすことになる、と他の宗派を激しく攻撃するとともに、折伏(しゃくぶく)というある意味強い手段で転宗させようとしました。このような排他性(はいたせい)を持つのが、日蓮宗の大きな特徴のひとつです。




いつも有難うございます。
トラックバック(0) |
紗那 そういえば、日蓮宗の排他性については、学校でやったような気も←
うぅ、日蓮さん、思ってたよりも自己中心的な人だったんですねー。
紗那さんへ
黒田裕樹 > そういえば、日蓮宗の排他性については、学校でやったような気も←
どの宗派も他宗派に対してはあまりいい顔をしないものですが、日蓮宗の場合は特にはっきりしていますね。
> うぅ、日蓮さん、思ってたよりも自己中心的な人だったんですねー。
日蓮上人自身の個性もあったのではないでしょうか。
個人名が宗派になっているくらいですからね。
.
ぴーち こんばんは!
日蓮の奇跡的な逸話は
数多く残されていますね。
何度も流罪に遭ったり、死刑に
処せられそうになるそのたびに
必ずその命が救われたそうです。
個人名が宗派の名前になるのは、
それだけ自分の教えに自信が
あったのでしょうね。
応援凸
ぴーちさんへ
黒田裕樹 > 日蓮の奇跡的な逸話は
> 数多く残されていますね。
> 何度も流罪に遭ったり、死刑に
> 処せられそうになるそのたびに
> 必ずその命が救われたそうです。
日蓮上人に関する伝説は数多いですね。それだけ上人ご自身に対する尊敬の念が深かったということでしょうか。
> 個人名が宗派の名前になるのは、
> それだけ自分の教えに自信が
> あったのでしょうね。
私もそう思います。他の宗派への激しい攻撃は、自己の宗派への自信の裏返しとも考えられますし。
黒田さん.
りら 折伏と言う言葉は以前より
嫌いでした
「ねじ伏せる」との感じがします
私自身はあまり攻撃的な言葉を使う
事は好きではないので
ただそれだけの信念が持てる人は
凄いですね
りらさんへ
黒田裕樹 > 折伏と言う言葉は以前より
> 嫌いでした
> 「ねじ伏せる」との感じがします
> 私自身はあまり攻撃的な言葉を使う
> 事は好きではないので
確かに折伏にはそういうイメージがありますからね。
排他性なのも輪をかけているような気がします。
> ただそれだけの信念が持てる人は
> 凄いですね
確かに日蓮上人には「信念の人」という印象が深いです。
良くも悪くも個性の強い人だったのでしょうね。
うぅ、日蓮さん、思ってたよりも自己中心的な人だったんですねー。
どの宗派も他宗派に対してはあまりいい顔をしないものですが、日蓮宗の場合は特にはっきりしていますね。
> うぅ、日蓮さん、思ってたよりも自己中心的な人だったんですねー。
日蓮上人自身の個性もあったのではないでしょうか。
個人名が宗派になっているくらいですからね。
日蓮の奇跡的な逸話は
数多く残されていますね。
何度も流罪に遭ったり、死刑に
処せられそうになるそのたびに
必ずその命が救われたそうです。
個人名が宗派の名前になるのは、
それだけ自分の教えに自信が
あったのでしょうね。
応援凸
> 数多く残されていますね。
> 何度も流罪に遭ったり、死刑に
> 処せられそうになるそのたびに
> 必ずその命が救われたそうです。
日蓮上人に関する伝説は数多いですね。それだけ上人ご自身に対する尊敬の念が深かったということでしょうか。
> 個人名が宗派の名前になるのは、
> それだけ自分の教えに自信が
> あったのでしょうね。
私もそう思います。他の宗派への激しい攻撃は、自己の宗派への自信の裏返しとも考えられますし。
嫌いでした
「ねじ伏せる」との感じがします
私自身はあまり攻撃的な言葉を使う
事は好きではないので
ただそれだけの信念が持てる人は
凄いですね
> 嫌いでした
> 「ねじ伏せる」との感じがします
> 私自身はあまり攻撃的な言葉を使う
> 事は好きではないので
確かに折伏にはそういうイメージがありますからね。
排他性なのも輪をかけているような気がします。
> ただそれだけの信念が持てる人は
> 凄いですね
確かに日蓮上人には「信念の人」という印象が深いです。
良くも悪くも個性の強い人だったのでしょうね。