先述した天文方の高橋景保が事件に関与したとして逮捕され、後に獄死(ごくし)しました。なお、シーボルトは我が国が開国後に再来日しています。
化政期からから天保期にかけては、民間で新たな私塾が各地でつくられました。大坂では緒方洪庵(おがたこうあん)が適塾(てきじゅく、正式には適々斎塾=てきてきさいじゅく)を開き、福沢諭吉(ふくざわゆきち)・橋本左内(はしもとさない)・大村益次郎(おおむらますじろう)らの多くの人材を育てました。
この他、天保期には玉木文之進(たまきぶんのしん)が長門(ながと、現在の山口県西部)の萩(はぎ)で松下村塾(しょうかそんじゅく)を設立し、甥(おい)にあたる吉田松陰(よしだしょういん)も入門しました。
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