その後、浄瑠璃は人形操(あやつ)りから分離した一中節(いっちゅうぶし)や常盤津節(ときわづぶし)・清元節(きよもとぶし)・新内節(しんないぶし)などの座敷で唄われた唄(うた)浄瑠璃が盛んになりました。
浄瑠璃に代わって18世紀後半から江戸を中心に大流行となった歌舞伎では、七代目市川団十郎(いちかわだんじゅうろう)などの歌舞伎役者によって数々の名作が演じられました。
例えば、文政期には四代目鶴屋南北(つるやなんぼく)が「東海道四谷怪談(とうかいどうよつやかいだん)」などの怪談物を完成させたり、幕末には河竹黙阿弥(かわたけもくあみ)が盗賊を主人公にした白浪物(しらなみもの)を残したりしました。この他、先述した「義経千本桜」や「仮名手本忠臣蔵」も歌舞伎として上演されています。
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