徳川家にとって、まさに悪夢のように受けいれ難い現実でしたが、将来においてこういう事態を予測していた家康は、血の「セーフティーネット」ともいうべき制度を設けていました。家康の子によって創設された、水戸・尾張・紀州のいわゆる御三家のことです。
家継亡き後、次の将軍を御三家のうちどこから迎えるかについて様々な意見がありましたが、最終的に血統の近さなどから紀州藩主の徳川吉宗(とくがわよしむね)が選ばれ、8代将軍に就任しました。
吉宗は30年近くの将軍在職期間を通じて、家康の時代を理想とした様々な幕政の改革を行いました。これを享保(きょうほう)の改革といいます。
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