イスパニア(=スペイン)やポルトガルによって始まった大航海時代は、やがてイギリスやオランダあるいはフランスによる海外進出をもたらしましたが、それらの国々には、大西洋に面して海に出やすいという共通点がありました。
一方、国が内陸に存在したドイツやオーストリアあるいはイタリアは、列強による植民地の争奪戦に出遅れていましたが、19世紀に入ると、国家の保護によって重化学工業を発達させたドイツが、産業革命においてイギリスを追い越さんばかりの勢いを見せるようになりました。
これに危機感を抱いたイギリスは「名誉ある孤立(=Splendid Isolation)」を捨てて日本と同盟を結んだほか、ロシアやフランスと「三国協商」を結びましたが、一方のドイツもオーストリアやイタリアと「三国同盟」を締結しました。
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