歴代将軍の中でも特に学問を好んだ5代将軍の徳川綱吉は、元禄3(1690)年に湯島聖堂(ゆしませいどう)を建てて、林羅山の孫にあたる林鳳岡(はやしほうこう、別名を林信篤=はやしのぶあつ)を大学頭(だいがくのかみ)に任じました。
こうした幕府の姿勢は諸大名にも反映され、多くの藩主が綱吉にならって儒者を顧問(こもん)に迎えて学問に励むと同時に、藩政の向上を目指しました。なかでも岡山の池田光政(いけだみつまさ)や会津の保科正之、加賀の前田綱紀(まえだつなのり)や水戸の徳川光圀(とくがわみつくに)らが知られています。
なお、徳川光圀は有名なテレビ時代劇の「水戸黄門(みとこうもん)」のモデルとしても有名ですね。
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