東海道(とうかいどう)・中山道(なかせんどう)・甲州道中(こうしゅうどうちゅう)・日光道中(にっこうどうちゅう)・奥州道中(おうしゅうどうちゅう)の五街道(ごかいどう)は江戸の日本橋(にほんばし)を起点とする重要な街道で幕府の管轄に置かれ、17世紀半ばからは道中奉行(どうちゅうぶぎょう)の支配を受けました。
五街道以外にも伊勢街道・北国(ほっこく)街道・中国街道・長崎街道などの脇街道が整備され、これらの街道には一里塚(いちりづか)や橋・渡船場(とせんば)・関所などの施設が設けられたほか、宿場(しゅくば、別名を宿駅=しゅくえき)が数多く置かれました。
宿場は街道が通る城下町の中心部の町に置かれ、それ以外は宿場町(しゅくばまち)と呼ばれた小都市として栄えました。なお、東海道には品川から大津まで53の宿場が置かれましたが、これらは東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)と呼ばれ、浮世絵(うきよえ)や和歌・俳諧の題材にも取り上げられました。
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