鍋島(なべしま)氏の有田焼(ありたやき、別名を伊万里焼=いまりやき)や島津氏の薩摩焼、毛利(もうり)氏の萩焼(はぎやき)、松浦(まつら)氏の平戸焼(ひらどやき)などが有名であり、特に有田では磁器(じき)がつくられ、酒井田柿右衛門(さかいだかきえもん)が赤絵(あかえ)の技法を完成させました。
また、文芸面では教訓的な内容を主とした仮名草子(かなぞうし)があらわれ、連歌(れんが)から独立した俳諧(はいかい)からは松永貞徳(まつながていとく)の貞門(ていもん)俳諧が流行しました。
なお、我が国における文化はこの頃までは「上から下へ」、すなわち皇室や公家(くげ)などの貴族、あるいは将軍や大名などの武士から庶民(しょみん)へと広がっていくものが主でしたが、17世紀後半から末頃には、世界に先駆けて一般庶民を中心とする文化が生まれるようになります。
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