また、京都では伝統的建築として数寄屋造(すきやづくり)の桂離宮(かつらりきゅう)が建てられたほか、突き出した舞台が有名な寄棟造(よせむねづくり)の清水寺本堂(きよみずでらほんどう)もこの時代の建築物です。思い切って物事を決断することを「清水の舞台から飛び降りるつもりで」とよく言いますね。
絵画では狩野派(かのうは)から狩野探幽(かのうたんゆう)が出て、幕府の御用絵師(ごようえし)として活躍し、大徳寺方丈襖絵(だいとくじほうじょうふすまえ)などの作品を残しました。また京都では土佐派(とさは)から俵屋宗達(たわらやそうたつ)があらわれ、風神雷神図屏風(ふうじんらいじんずびょうぶ)などの大胆な構図と色彩が魅力の作品を生み出しました。
多才な文化人として知られた本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)は、絵画の他に蒔絵(まきえ)や楽焼(らくやき)と呼ばれた陶芸に優れた作品を残しており、舟橋蒔絵硯箱(ふなばしまきえすずりばこ)も有名です。
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