例えば、夏目漱石は大正3(1914)年に発表した小説「こゝろ」の中で「其時(そのとき)私は明治の精神が天皇に始まつて天皇に終わつたやうな気がしました」と書き、また森鴎外も乃木大将の自刃に際して歴史小説「興津弥五右衛門(おきつやごえもん)の遺書」を書き上げました。
また、陛下の崩御直後から、世界の新聞では明治天皇の治世を絶賛する記事が見られるようになり、英米などを中心に「偉人中の偉人であった」「世界の最大君主と同列に立つことを得たりし聖帝(せいてい)、いやそれ以上であった」と明治天皇を称(たた)えています。
明治天皇は我が国のみならず、世界史的スケールにおいて、どの君主にも勝る稀代(きだい)の英雄として世界中から仰(あお)がれていたのです。
※黒田裕樹の「百万人の歴史講座」が始まりました。詳しくは下記のバナーをご覧ください。
※「黒田裕樹の歴史講座+日本史道場+東京歴史塾」のご案内です。他の教師とは全く異なる、歴史全体の大きな流れを重視した「分かりやすくて楽しい歴史」をモットーに多くの方にお教えいたします。詳しくは下記のバナーをご覧ください。
※平成28年4月13日(水)創刊!無料メルマガ「黒田裕樹の歴史講座・メルマガ編」の登録はこちらからどうぞ。多くの皆様のご購読をよろしくお願いいたします。



いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。