やがて両陛下とゆかりの深かった東京・代々木(よよぎ)の地に神宮が建設されることが決定し、一から人工林を造営するなど、多くの国民が自発的に労働奉仕を重ねた大事業が行われた後、大正9(1920)年に両陛下はご祭神(さいじん)としてご鎮座(ちんざ)されました。現在の「明治神宮」です。
また大正12(1923)年には乃木大将が自刃した邸宅の隣地に「乃木神社」が、これも国民の熱意によって創建され、さらに昭和2(1927)年には、同じく国民の請願によって明治天皇のお誕生日である11月3日が「明治節(めいじせつ)」として祝祭日になりました。
我が国に大きな興隆と繁栄とをもたらした明治の精神は後世の人々に受け継がれ、今もなお私たちの前に光り輝いているのです。
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