さらに、晩年の信長は先述のとおり猜疑心(さいぎしん)の塊(かたまり)となっており、周囲に様々な問題をもたらしていました。
我が国の歴史を大きく変革した功績を持つ信長ではありましたが、一つ間違えればとんでもない方向へと暴走しかねなかった彼の人生に突然幕を下ろしたのが明智光秀であり、そして役割を終えた光秀自身もこの世から「退場」したのです。
明智光秀というひとりの人間のとった行為が、我が国の、いや世界の歴史にどれほど影響を与えたのか、計り知れないものがあります。それだけに、謎に包まれたままの彼の行動は、いつまでも私たちの胸の中に永遠に残ることでしょう。
(※第78回歴史講座の内容はこれで終了です。次回からは、リニューアルした通史の明治時代の更新の続編を開始します)
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