岩崎の三菱は、三井などとともに政府から特権を与えられ、やがて「政商」と呼ばれて海運や貿易・金融などで独占的な利益をあげるようになりましたが、政商の発展が国力の増加にもつながったことによって、我が国の経済力を押し上げる大きな効果をもたらしました。
通信では、明治4(1871)年に前島密(まえじまひそか)の働きかけによって、それまでの飛脚(ひきゃく)にかわる官営の郵便制度が発足し、全国均一料金制によって発展しました。現在の1円切手に前島が描かれているのは、その功績を称えたものです。
その他の通信手段としては、明治2(1869)年に東京~横浜間に初めて電信線が架設(かせつ)され、明治10(1877)年には電話が導入されましたが、これはグラハム・ベルによる電話の発明からわずか1年後のことでした。
※黒田裕樹の「百万人の歴史講座」が始まりました。詳しくは下記のバナーをご覧ください。
※「黒田裕樹の朝活歴史講座+日本史道場」のご案内です。他の教師とは全く異なる、歴史全体の大きな流れを重視した「分かりやすくて楽しい歴史」をモットーに多くの方にお教えいたします。詳しくは下記のバナーをご覧ください。
※平成28年4月13日(水)創刊!無料メルマガ「黒田裕樹の歴史講座・メルマガ編」の登録はこちらからどうぞ。多くの皆様のご購読をよろしくお願いいたします。



いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。