乃木将軍の殉死を受け、国民を主体として様々な動きが見られるようになりました。東京・赤坂の乃木邸には多くの国民がこぞって訪れ、付近の坂の名前も「乃木坂」と改められました。
やがて神戸・大阪・京都など近畿圏をはじめ、全国各地の乃木将軍を尊崇(そんすう)する人々の尽力により、大正5(1916)年9月に京都で乃木神社が創建されたほか、大正8(1919)年には東京で乃木神社創立の許可がくだり、翌大正9(1920)年に明治天皇と昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)とをお祀(まつ)りする明治神宮が創建された後に造営の事業が起こされ、大正12(1923)年11月1日に鎮座祭が行われました。
乃木将軍が我が国に遺した数々の実績は、多くの国民を感動に包むと共に、ご祭神として今もなお国民の心に生き続けているのです。
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