サリンを製造したのはオウム真理教であり、計画的なテロであったことが後に分かりましたが、我が国では化学物によるテロを想定していなかったため、消防や警察では毒物が除去できず、化学兵器に対する防護服を持っていた陸上自衛隊の化学防護隊のみが対応可能でした。
平成7(1995)年に相次いで起きた二つの大事件は、我が国における危機管理の在り方が再認識されるとともに、私たち一人ひとりに大きな教訓を残したのでした。
なお、その後の村山首相は、大東亜戦争の終戦から50年の節目となる同年8月15日に「痛切な反省と心からのお詫び」を中心とした、いわゆる「村山談話」を発表した後、翌平成8(1996)年1月に首相を辞任しています。
※下記の映像は1月1日までの掲載分をまとめたものです。
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