かねてより世界平和に関心を抱き、国連で働くことを希望していた中田さんは、大学を卒業したばかりの平成4(1992)年5月にUNVに採用され、7月にカンボジアへ渡ると、最も危険なコンポトム州の巡回要員に自ら志願しました。
道すら十分になく、時には何時間も濁(にご)った川を泳いで移動しながら、中田さんは選挙の必要性などについて、カンボジアの国民に真剣に説いて回りました。
しかし、総選挙が目前に迫った平成5(1993)年4月8日、中田さんは何者かに銃で至近距離から2発撃(う)たれ、「I am dying(私は死んでいきます)」という言葉を無線に残して、25歳の若さでこの世を去りました。
※下記の映像は12月21日までの掲載分をまとめたものです。
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