しかし、そんな保守系の「油断」の隙を突くかたちで、左翼系の「進歩的文化人」と呼ばれた人々は、自らの思想を満足させるために、ソ連崩壊以前から続けていた「日本の歴史から、中華人民共和国や韓国の好みそうな問題を取り上げ、両国に『御注進』する」という流れを一気に加速し始めました。
こうした我が国の左翼からの誘いに中華人民共和国や韓国が乗ったことで、「日本はアジアの人々を中心に、世界中の人々に耐え難い苦痛を与えた」という自虐(じぎゃく)史観が、ソ連崩壊以前より強固に定着してしまいました。
加えて、単なる自虐史観で飽(あ)き足らない左翼の人々が、歴史的に有り得なかったり、そもそも虚構から始まったりしている「南京大虐殺(なんきんだいぎゃくさつ)」や「従軍慰安婦」といった問題を拡散したことで、我が国に今もなお深刻な影響を与えているのです。
さらには、29年前の中華人民共和国で現実に起きた「悲惨な事件」の存在が、現在の我が国の公営放送で「なかったことにされている」という、異常な事態となっているのをご存知でしょうか。いわゆる「天安門事件」のことです。
※下記の映像は12月12日までの掲載分をまとめたものです。
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