また、昭和59(1984)年には、首相直属の諮問(しもん、意見を求めるという意味)機関である臨時教育審議会(=臨教審)を設置して教育改革に着手したほか、外交では日米関係の緊密化を図り、当時のアメリカのロナルド・レーガン大統領と愛称で呼び合うほどの親密な関係を構築しました。いわゆる「ロン・ヤス」関係のことです(詳細は後述します)。
中曽根内閣は、昭和61(1986)年の衆参同時選挙で自民党が圧勝するなど、安定した政治ぶりを見せましたが、昭和62(1987)年に財政再建のための大型間接税の導入に失敗すると、同年11月に約5年続いた政権に幕を下ろしました。
ちなみに、大型間接税は後の竹下登(たけしたのぼる)内閣によって「消費税」として実現し、平成元(1989)年4月1日より実施されました(詳しくは次回の講演で紹介します)。
※下記の映像は11月14日までの掲載分をまとめたものです。
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