このため、日本・アメリカ・西ドイツ(後のドイツ)・イギリス・フランス・イタリアの6か国の首脳による「先進国首脳会議(サミット)」が1975(昭和50)年に開催され、経済成長や貿易問題などの先進国間での経済政策を調整しました。
先進国首脳会議は「主要国首脳会議」とも呼ばれ、1976(昭和51)年にはカナダが加わり、一般的には「G7(サミット)」と呼ばれるようになりました。ソ連崩壊後にはロシアが一時加わって「G8」となりましたが、現在は「G7」に戻っています。
また、サミットは各国持ち回りで開催され、我が国ではこれまでに首都の東京や沖縄の名護市(なごし)、北海道の洞爺湖町(とうやこちょう)や三重県の伊勢志摩(いせしま)で行われています。なお、現在も使用可能な二千円紙幣(しへい)が平成12(2000)年に発行されたのは、同年に沖縄でサミットが開催されたのが理由の一つです。
※下記の映像は11月14日までの掲載分をまとめたものです。
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