熊本県の水俣(みなまた)病に関する訴訟をはじめとして、富山県のイタイイタイ病、新潟県の新潟水俣病、三重県の四日市ぜんそくの「四大公害訴訟」が起こされ、いずれも原告が勝訴しました。
こうした公害問題の深刻化に伴(ともな)い、昭和42(1967)年に「公害対策基本法」が制定され、昭和46(1971)年には「環境庁」が発足しました。
その後、公害問題は企業の生産活動に伴う産業公害のみならず、都市化や消費社会化の進展がもたらした、合成洗剤による水の汚染といった生活公害あるいは都市公害も問題化したため、平成5(1993)年には「環境基本法」が制定されたほか、平成13(2001)年の中央省庁再編によって、新たに「環境省」が設置されました。
※下記の映像は10月29日までの掲載分をまとめたものです。
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