その後、昭和34(1959)年のIOC総会で東京でのオリンピック開催が決定し、昭和39(1964)年10月に、当時最多の94の国と地域が集まって「オリンピック東京大会」が行われました。東京オリンピックはアジアで最初の大会であり、また有色人種国家における史上初のオリンピックでもありました。
東京オリンピックにおいて、敗戦から復興した日本の姿を世界に強く印象づけることになりましたが、その6年後の昭和45(1970)年3月には「人類の進歩と調和」をテーマとして、アジア初の国際博覧会となる「日本万国博覧会」が大阪で開かれ、半年間の開催で延べ6,400万人以上が来場しました。
なお、東京オリンピックの開会式が行われた10月10日は、昭和41(1966)年から「体育の日」として国民の祝日となりました(現在は10月の第2月曜日となっています)。また、万国博覧会は本来ならば戦前のオリンピックと同じ昭和15(1940)年に開催される予定でしたが中止となり、当時の前売り券が、昭和45(1970)年の日本万国博覧会での代替使用を認められました。
※下記の映像は10月29日までの掲載分をまとめたものです。
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