こうした流れを受けて、アメリカ・イギリス・ソ連の3か国を中心とした戦争終結後の国際秩序構築への動きが高まり、1945(昭和20)年6月に開かれたサンフランシスコ連合国会議で調印された「国際連合憲章」に基づき、同年10月に、第二次世界大戦の戦勝国である51か国を原加盟国として「国際連合」が発足しました。
先の国際連盟の反省に基づいて、国際連合では、侵略国に対して国際連合軍(=国連軍)を組織し、紛争解決のために対処し得るものとされました。
しかし、安全保障理事会の常任理事国であるアメリカ・イギリス・フランス・ソ連(後のロシア)・中華民国(後に中華人民共和国に交代)に拒否権があるため、大国同士の利害の衝突(しょうとつ)がしばしば起きています。
※下記の映像は9月12日までの掲載分をまとめたものです。
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