日英同盟の主な内容は以下のとおりでした。
1.清国における両国の権益や、韓国における日本の特別な政治経済上の利益を承認する
2.日英両国の一方が利益保護のために第三国と開戦した場合、もう一方は中立を守る
3.日英両国の一方が2国以上と開戦した場合、他の同盟国も参戦する
両国の同盟は、イギリスはもちろん、我が国にも大きな効果をもたらしました。なぜなら、我が国が仮にロシアと戦うことになった場合、イギリスが中立を守る以上は、他のヨーロッパ諸国もうかつには手を出せませんし、もしロシアと同盟関係にあるフランスなどが戦いに参加すれば、同盟の規定によって、イギリスをも敵に回して戦わなければならなくなるからです。
なお、イギリスと我が国との同盟は日露戦争の終結後も延長され、大正10(1921)年までおよそ20年間も続いています。
※下記の映像は3月15日までの掲載分をまとめたものです。
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