戦争は豊島沖(ほうとうおき)の海戦から始まりましたが、その後は我が国の陸軍が平壌(へいじょう、現在のピョンヤン)から鴨緑江(おうりょくこう)を渡って満州(まんしゅう)へと入り、遼東(りょうとう)半島を占領して、清国の首都である北京へと迫(せま)りました。
海軍も黄海(こうかい)海戦に勝って制海権を得ると、明治28(1895)年1月に陸軍が威海衛(いかいえい)を占領したことで、清国の北洋艦隊が降伏するなど、我が国が圧倒的優勢の展開となりました。
こうして両国の戦いは、軍隊の訓練や規律の優秀さを誇(ほこ)るとともに、新型の近代兵器を装備した我が国の勝利に終わり、これまで「眠れる獅子(しし)」と恐れられた清国も、講和せざるを得なくなりました。
※下記の映像は3月6日までの掲載分をまとめたものです。
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