3番の歌詞は以下のとおりです。
筑紫(つくし)の極(きわ)み 陸(みち)の奥(おく)
海山(うみやま)遠く 隔(へだ)つとも
その真心(まごころ)は 隔(へだ)てなく
一つに尽(つ)くせ 国の為(ため)
筑紫は九州、陸の奥は陸奥、つまり東北のことですから、「我が国のどこにいようと国のために真心を尽くしなさい」と解釈できますね。
3番が歌われなくなった理由としては、大東亜戦争後に軍国主義を過剰なまでに排除する風潮が高まったことで、歌詞の「一つに尽くせ国の為」が敬遠されてしまったからのようです。歌詞全体をよく読めば、愛国心を持つとともに相手を思いやり、社会に貢献するという当然の内容だと思うのですが…。
では4番の歌詞の内容はどうなっているのでしょうか。実は、先述した樺太・千島交換条約が深くかかわっているのです。
※下記の映像は2月14日までの掲載分をまとめたものです。
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