それまでの武家諸法度では弓馬、すなわち武芸に励むことが武士の心得とされていたのですが、綱吉はこれを忠孝の道、すなわち人として生きる道や、道徳に励むことこそが武士にとって重要なことであるとして、意識の変革や新たな社会秩序の制定を図りました。
次に綱吉は、武士だけでなく庶民に対しても「忠孝の道」を求めさせようとしましたが、その方法として、武士に対する武家諸法度のように、法令を用いて庶民に道徳心を身につけさせようとしました。
そして、貞享2(1685)年に「鳥類を銃で撃ってはならない」というお触れが出されると、以後も約20年間に渡って、次々と新しい法令が追加されていきました。世にいう「生類憐みの令」の始まりです。
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