また、同年に外務大臣の井上馨(いのうえかおる)による条約改正交渉が失敗すると、片岡健吉が元老院に提出した建白書をきっかけに三大事件建白運動が起きました。
三大事件とは集会や言論の自由・地租の軽減・外交における失策の回復(=条約改正)であり、二つの運動によって自由民権運動は再び熱を帯びてきました。
しかし、かつての激化事件の再来を恐れた政府は、同年末に保安条例を公布し、片岡健吉らを即日東京から追放して、三大事件建白運動を鎮静化させました。
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