これは、チャイナの冊封体制からの脱却を意味しており、聖徳太子の功績の大きさをうかがわせるともいえますが、実は、そんな聖徳太子の存在が、我が国の義務教育たる小中学校において「消されそうになった」という事実をご存知でしょうか。
平成29(2017)年2月14日、文部科学省は小中学校の次期学習指導要領の改定案を公表しました。なお、学習指導要領とは、学校教育法などに基づき、児童生徒に教えなくてはならない最低限の学習内容などを示した教育課程の基準であり、約10年ごとに改定されており、教科書作成や内容周知のため、告示から全面実施まで3~4年程度の移行期間があります。
次期指導要領は翌3月末に告示され、小学校は平成32(2020)年度、中学校は33(2021)年度から全面実施されることになります。
ところが、新たに公表された次期学習指導要領の中学社会の歴史的分野において、一般常識的に見ても、どうしても首を傾(かし)げざるを得ない内容が含まれていたため、大きな論議を呼ぶことになりました。
※下記の映像は6月29日までの掲載分をまとめたものです。
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